
夏の日、長い旅の途中。
バックパックが痛いほど肩に食い込んでくる。
ビルの日陰に入り、足を引きずりながら階段を登る。
永遠に続くかと思われるほど長い階段。
その上にある宿の受付にたどり着く。
アルバイトの少年からレセプトを渡された。
殴り書きでサインをした。
ドミトリーに入り、ガラクタの詰まったバックパックを放り出した。
食堂はすでにしまっていたので、汚いベッドの上で深夜まで空腹に耐える。
23時を過ぎてビル屋上のバーへと向かう。
立て続けに2杯泡盛を飲んでから、隣を見た。
隣に若い女の子が座っていた。
その横顔を見たとき、ヒラミレモンの香りを嗅いだような気がした。
首からカメラを提げていたことに気づき、ファインダーを覗きシャッターを切った。
ということでこのときは、D200を持っていました。
カメラを持ち運ぶため、僕は常に肩こりに悩まされるのです。
そして、GR DIGITAL IIが僕の肩の緊張をヤワラゲテクレルことを祈るのです。
(昨日予約してしまいました。しばらくは塩ご飯の生活なのですが、なぜか幸せを感じる。)
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